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2016年8月17日
アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)
アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS:AminoIndex Cancer Screening)とは、血液中のアミノ酸濃度バランスを解析することによって、現在がんである可能性を評価する検査です。検査の対象となるのは、胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん(男性のみ)、乳がん(女性のみ)、子宮がん・卵巣がん(女性のみ)で、男性5種類、女性6種類のがんを同時に検査することができます。
それぞれのがんについて、現在がんである確率を0.0~10.0の数値(AICS値)で示しますが、数値が高いほど、がんである確率が高くなります。また、このAICS値からがんであるリスクの傾向が「ランクA」「ランクB」「ランクC」の3段階に分類され、「ランクC」であったがん種についてはがんであるリスクが高いと考えられるため、精密検査を受けていただく必要があります。
検査の対象年齢は、胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がんは25歳~90歳、前立腺がんは40歳~90歳、子宮がん・卵巣がんは20歳~80歳となっていますが、妊娠されている方、授乳中の方、がん患者(治療中を含む)の方、先天性代謝異常の方、透析患者の方はAICS値に影響があるため検査を受けていただくことができません。
検査は採血による簡便な検査ですが、検査前8時間は水以外の摂取は控えていただき、午前中に採血を行います。また、検査前日の夕食は高タンパク質の食事は摂りすぎないようにして、できるだけ検査当日朝の運動は控えていただくのが望ましいとされています。
アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)の詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。
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