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2015年8月7日
2015/16シーズンのインフルエンザワクチンが変わります
2015/16シーズンの季節性インフルエンザワクチンは、4種類のウイルス株が含まれた4価ワクチンになります。
インフルエンザウイルスは大きく分けてA型、B型、C型の3種類が存在しますが、毎年インフルエンザシーズンに流行するのはA型とB型です。
インフルエンザワクチンは、毎年そのシーズンに流行が予測されるウイルス株が選ばれて製造されていますが、昨シーズンまでのインフルエンザワクチンには、「H1N1pdm09」と「H3N2(香港型)」のA型2種類とB型1種類の合わせて3種類が含まれており、B型は「ビクトリア系統」か「山形系統」のいずれかの株が選ばれていました。
しかしながら近年は世界的に「ビクトリア系統」と「山形系統」の混合流行が続いており、どちらの株が流行するのかを予測するのが難しい状況となっていました。こうした背景からWHOは2013年シーズンから4価ワクチン向けにB型2系統からそれぞれワクチン株を推奨しており、国内でも今シーズンから4価ワクチンが導入されることになりました。
当院での今シーズンのインフルエンザ予防接種は平成27年10月1日(木)より開始する予定です。接種費用や予約方法は当院のホームページや院内掲示でお知らせします。
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